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シールド工事とは?
シールドマシンと呼ばれる円筒形の掘削機械で地中を掘進しながら、
トンネル本体が分割された鋼製、又は鉄筋コンクリート製の枠(セグメント)を
組み上げてトンネルを構築していく工法です。
シールドマシンを地下へ運び発進させるために、開削工法によって立坑(縦穴)を掘削、構築し、坑内に発進設備が収められて基地が作られます。シールドマシンは鋼製メーカーなどの工場で製作されますが、現場に搬入される前にいったん分割して運搬します。現場に搬入されたシールドマシンは、大型クレーンで立坑内に吊下ろされて再度組み立てられます。
マシン先端はカッターヘッドという回転する面板になっており、おろし金のような細かい刃(ビット)やローラーカッターが円周状、放射状に数多く配置されています。カッターヘッドは常に地山に接していて、ビットは軟弱土から硬質土を、ローラーカッターは玉石、岩盤などを切削するという過酷な環境にあるため、超硬合金や焼結タングステンカーバイドなどの強靭な素材で作られます。
マシン内部では、あらかじめ工場で製作された円弧状のセグメント(幅1mから1.5m程度)を機械により組み上げ、トンネル断面の1周分(1リング)ずつ構築されていきます。
このように完成したトンネルのセグメントの内側にさらにコンクリートを巻きたてたり、強化プラスチック管を布設したりして管路として利用しています。
こんなところで活躍しています
- 地下鉄
- 道路 / トンネル
- 上下水道
- 共同溝